GWが過ぎ、徐々に気温が高くなり夏の気配を感じるこの頃になりました。気温が高くなると心配になるのが熱中症です。どのように対策をとるのが良いでしょうか。
日常生活では、水・麦茶をこまめに飲みましょう。大量に汗をかいた時などには、経口補水液が熱中症対策として有効です。
人は汗をかくことで体温調節をしています。汗の原料は血液中の水分や塩分であるため、汗で失われた分を適切に補給する必要があります。高温多湿で体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節が出来なくなると、熱中症となります。
人は軽い脱水状態では、喉の渇きを感じない為、喉が渇く前あるいは暑い場所に出る前に水分補給をしておく事が大切です。飲水量は、高齢者〜学童で500〜1000ml/日で、幼児は300〜600ml/日、乳児では体重1Kgあたり30〜50ml/日が推奨されています。
スポーツドリンクは、大量に汗をかいた時や熱中症の兆候が出た時、食欲不振・下痢など体調不良の時に飲む事を推奨されています。しかし、中には塩分量が少なく糖質が多いものがあり、常飲すると虫歯や食欲不振の原因になる事もありますので注意が必要です。一方、経口補水液は水分と塩分に加え、腸での吸収が良くなるよう糖質が適度に含まれているためおすすめです。その他、梅昆布茶、味噌汁などもミネラルや塩分が豊富に含まれているので、熱中症予防には有効と考えられています。
一方、緑茶やウーロン茶などカフェインを含む飲料やアルコールは、体内から水分を排出する作用があるため水分補給には適しません。特に高齢者は緑茶の嗜好が高いので注意が必要です。
日常生活での水分補給としては、水や麦茶がおすすめです。麦茶はカフェインゼロでミネラルも含まれます。
特に乳幼児の場合は、母乳や育児用ミルク、食事をきちんと摂取できていれば、水・白湯・麦茶で十分です。甘みのあるイオン飲料やジュースを飲むと空腹感がで低下し、母乳やミルク、食事量が減ってしまい、結果、必要な栄養素を十分に取る事が出来なくなる原因になります。
さらに、糖分や塩分の多い飲料は乳幼児の腎臓に負担をかけてしまう恐れがあり、控えた方が良いでしょう。