11月8日は「いい歯の日」です。
毎日当たり前のように使っている歯ですが、歯を失ってから初めて「もっと大切にしておけばよかった」と感じる方も少なくありません。
自分の歯をできるだけ長く残すために大切なのは、むし歯になってから治療することだけではありません。
むし歯や歯周病を予防し、問題が起きた場合にもできるだけ早い段階で見つけることが重要です。
今回は「いい歯の日」に合わせて、歯を長く守るために意識したいポイントをご紹介します。
歯を失う原因はむし歯だけではありません
「歯を失う原因」と聞くと、大きなむし歯を想像する方が多いかもしれません。
しかし、歯周病によって歯を支えている組織が少しずつ破壊され、最終的に歯を残すことが難しくなるケースもあります。
歯周病は初期には強い痛みが出にくいため、気づかないうちに進行してしまうことがあります。
歯ぐきから血が出る、歯ぐきが腫れる、口臭が気になるなどの症状があれば、「そのうち治るだろう」と放置せず、歯科医院で診てもらいましょう。
歯磨きは「磨いている」より「磨けている」が大切
毎日歯磨きをしていても、磨き方の癖によって同じ場所に汚れが残っていることがあります。
例えば、奥歯の一番後ろ側、歯と歯の間、歯ぐきとの境目などは磨き残しが生じやすい部分です。
歯ブラシだけですべての汚れを落とすことは難しいため、デンタルフロスや歯間ブラシなども上手に活用しましょう。
歯科医院では、一人ひとりのお口の状態に合わせた歯磨き方法や清掃器具について相談することもできます。
定期検診を受ける習慣を
むし歯も歯周病も、早い段階で発見できれば、必要な治療の範囲を抑えられる可能性があります。
また、過去に治療した詰め物や被せ物も、一度治療したら一生そのままで問題ないとは限りません。
年月の経過によって劣化したり、周囲に新しいむし歯ができたりすることもあります。
特に症状がなくても、定期的に歯科医院でチェックしてもらうことが大切です。
80歳、90歳になっても食事を楽しむために
歯の健康は、短期間だけ考えるものではありません。
今は何でも噛めていても、10年後、20年後のお口の状態は、日々のケアや定期的なチェックによって変わってきます。
11月8日の「いい歯の日」をきっかけに、「最近歯医者に行ったのはいつだったかな?」と振り返ってみてください。
これからも自分の歯で食事を楽しむために、今日からできるケアを続けていきましょう。